この幸せがあなたの幸せであること


雪のせいの車両故障かはわからないけど、7時から10時まで上り下り共に電車が止まっていた。急病人も何人か出ていたみたい。
小さな駅のホームや階段、通路には人がごった返していて、懐かしい顔をたくさん見た(向こうは絶対に気づいていないだろうけど)。
2時間待っても電車が来ないので、降り積もる雪の中を帰りました。すぐにHPを見たら運転を再開したと書いてあって一気に疲れた。
でも運転を再開した時間はまだ駅にいて、アナウンスでも運転の目処は立っていないと言っていた。どういうことなんだろう。




以下、少し重い話です。



今朝、飼っていた犬が亡くなりました。起きてすぐに母が泣きながら天国に行ったことを伝えてくれた。
言葉だけじゃよく理解できなくて急いで見に行ったら、横たわった体の上に毛布がかけてあった。
目を開いたまま冷たく硬くなっていて、本当に死んだんだとわかった途端に涙が出てきた。
母が起きたときにはまだ生きていて、父が「母さんが起きてくるのを待っていて、顔を見て安心して逝ったんだ。」と言っていた。
それが唯一の救い。でも、あんなに暗くて寒い場所で死を待っていたのかと思うとすごく辛い。
小さい頃からの思い出を遡っては泣き、大人になるにつれて遊ばなくなったことを悔い、最期の時間を一緒に過ごせなかったことを申し訳なく思う。
3時頃、両親が早く帰ってきて火葬へ行った。小さい段ボールに彼を入れて、トランクに詰め込んで行った。
あともう少しでお別れなんだと思うと涙が止まらなくて、行きも帰りもひたすら泣き続けた。
火葬場は寒くて暗い場所で、他の犬はいなかった。こんなに雪が積もっている日にくる人なんていないよね。
以前飼っていた犬を連れて行ったときは、他にもたくさんの段ボールが積み上げてあったらしい。
でも今回はひとりぼっち。焼かれるのは明後日。あんな狭いところに残してきてしまってごめんね。魂はまだ家にいるかな。
帰ってきてさっきまで彼がいた場所を見ても、もういない。昨日まで生きていたのに、もう会うことはできない。触ることも声を聞くこともできない。
もう涙も枯れたと思っていたのに、文を打ちながらまた泣いている。明日からは泣かないように頑張らないと。
私がずっと泣いていたら、彼は雨降り地区から抜け出せない。こういう話は人間が作り出した都合の良い話だと思う自分もいる。
ただ救われたいがための話だと。でも少なくとも彼はもう苦しんでいない。今はちゃんと立てるし、目も見えるし、吠えることもできる。
きっと天国は明るくて暖かくて、こっちよりも居心地がいいよ。ご飯だって、豪華だよ。だから、どうか幸せでいてください。
私は天国に行ける自信がないけど、またいつか会えると信じたい。夢の中でも思い出の中でも、会えたら嬉しいな。
今はまだその度に泣いてしまうかもしれないけど、ちゃんと少しずつ強くなっていきます。
他の子達と遊びながらでいいから、天国からずっと見守っていてほしい。私も思い続けます。今まで本当にありがとう。