ゼロかマイナスのシラケたショー


すべて持っているのに辛いふりをして、ずるい。溺れそうになった彼女達には次々と浮き輪を投げてさ。
いつも間接的に、核心には触れず、閉じ込める。彼女達に事実を告げることもなく、恋人に明かすこともなく、終わっていく。


踏み台としての役目をこなすことに必死だったんだろうか。踏まれることに慣れたんじゃなく、踏ませることに慣れたんだ。