ゆっくり行けば行くほど景色が見えてくる
誰かに見られないと意味の成さないことばかり。見てもらえてはじめて出来上がっていくものなのに。
それでも自分が納得出来ないのなら必要がないのかな、とも思う。妥協したつもりでいたことだって、実は消化し切れていない。
相手の為の選択なのか、自分の為の選択なのか。考えれば考えるほど本当のことから遠ざかっていく気がする。
「本当のことは、うそよりも、うそくさい」 リリー・フランキーがコラムに書いていた言葉。
綺麗なものは当たり前に綺麗に写る。いつまでもそればかりじゃいけない気がする、漠然と。
半透明の袋で燃やせないゴミ
小学生の頃、担任をして頂いた先生からの手紙を開けた。
国語の先生らしい、相変わらず達筆な字。
それと一緒に、12才のときにタイムカプセルに入れた二十歳の自分への手紙が同封されていた。
最初に書いてあったこと「今の私の夢は海外に住んでデザイナーの仕事をすることです。」
こっぱずかしいけど、今も同じ夢を持てていて嬉しい(今はもう海外に住みたいとは思っていないけど)。
それと、中学校に進んでからいじめにあわないか不安なことや、死んでいないかを心配していた。
いじめにはあったけど、ちゃんと生きているし勉強も楽しいよ。
最後に書いてあったこと「いじめごときに負けちゃダメだよ!」
過去の自分に励まされるようじゃダメだよなぁ。
宇宙規模での勘違いだけどね
やくしまるえつこの声が頭の中でぐるぐると旋回している。
可愛らしい声だね。角のない角砂糖みたい。丸砂糖なるものがあるなら、それ。
もう、一月も終わりか。そして、もう、夕方か。
昼過ぎに起きると一日が早い。夜は一日のうちに入らない。
新しい鞄を買った。ワインレッド色のしっかりとしたスクールバッグ。
今まで黒色の鞄しか使ったことがなかったから新鮮。
何事もしてみなければわからないことだらけだなぁ。
手を伸ばせば届くのに、今のままでいるのはどうして?
私は彼が幸せになったとき、素直に喜ぶことができるんだろうか。